第6回目を迎える「クロモリロードレース」が、5月14日、群馬県のサイクルスポーツセンターで開催されました。
当日は、あいにく雨まじりのぐずついた天気。これまでの大会がいずれも晴れだったことを考えると、ちょっと残念。例年、コース内側の芝生に、参加者が思い思いにピットを繰り広げていましたが、今回はこの雨にやられて、それもまばらでした。
それでも午前9時スタートの1時間エンデューロ、6時間エンデューロが始まると、コース上の熱い闘いに、コースサイドからは声援がとびます。3時間エンデューロがスタートする12時直前には一度雨がやんだのも束の間、スタート時にはまたまた無情の雨が。それでも、1時過ぎくらいからは徐々に天候が回復、フィニッシュの3時には晴れ間も見え始めていました。
▲1H/6Hエンデューロスタート
▲1Hエンデューロレース風景
今回、参加者はおおよそ110人。レースとしては極めて少人数ですが、クロモリバイクという共通点からか、走りは真剣でも、会場にはほのぼのとした雰囲気が流れていたようです。なのでトップ集団の高速な走りからマイペースで走る人まで、各々が自分のペースでレースを楽しんでいるようでした。また、クロモリ繋がりということで、知らない人どうしても会話が弾んだりしたようです。何人かの人にインタビューさせていただきましたが「まったりとした独特の雰囲気がいい」「楽しかった」「選手のマナーがいいですね」という声が聞こえてきました。
さて、クロモリ自転車はどうしてもクラシカルなイメージが強いんですが、各選手のバイクを見ていくといろいろと特徴があって面白い。メッキパーツ中心の、あくまでもクロモリ然としたクラシカルなスタイルから、カーボンホイールや電動の変速機といった最新のパーツを組み込んだバイクまで様々でした。こうして見てみると「いやあ、クロモリって奥が深い」とあらためて思います。特にクロモリに最新テクノロジーの組み合わせは「Old but new」な新しい流れを感じました。
▲3H/6Hエンデューロレース風景
▲3H/6Hエンデューロレースフィニッシュ
主催者としては「来年もまた来ます」という声が多く寄せられたこと、励みになります。その声に支えられて、2018年5月13日開催(予定)に向けて、再び走り始めます。また、その間にも何か関連したイベント等が開催できないか検討中です。いいアイデアがあったらぜひ教えてください!!
最後に、参加して頂いたクロモリ乗りの皆さんの熱い熱い気持ち、どうもありがとう。来年もまたぜひ参加してください。